肥満原因は、摂取するエネルギーに対して消費するエネルギーが少ないから…とはすぐに思い浮かぶことでしょう。でも、それではなぜダイエットが続かないのかと考えると意外に難しいものです。
意志が弱いから？面倒くさがりだから？HPになぜ痩せられないのか、
こんな食事をすると痩せられませんよと書いてあります。それは、おいしいと思わない、楽しくない、食べたいものや気持ちをがまんしている、時間がきたから食べたくないけど食べる…など。→詳しくはこちらダイエットというと低カロリーのもの、野菜をたくさん食べて油モノを少なくし、お菓子等の間食をしないように…等が常識のはず。でも、そんな苦労をしなくても痩せられるということ？ そんな都合の良いダイエットがあるというのでしょうか？肥満原因を「脳疲労」にあると考えています。脳はある程度のストレス（情報量）を処理することはできるのですが、過剰になってしまうとその働きがにぶくなり疲れてしまうのだそう。その状態を「脳疲労」と呼んでいます。
脳疲労は味覚異常を起こし、それが（食）行動異常へ移行して脂っこいものや、必要以上の量でないとお腹がいっぱいにならなくなってしまうのだということです。■女性ホルモン肥満のメカニズム
ストレス過剰→脳疲労→五感異常（鈍麻）→（食）行動異常→肥満などの生活習慣病
味覚異常が起こって食べたくて仕方ない状態なのに、カロリー制限や運動療法は「食べてはいけない」「運動をしよう」と提言していますからそれは更なるストレスを呼んでしまいます。指示を守っていたのにある日急に我慢できなくなってドカっと食べてしまった。それをきっかけに辞めてしまったことはありませんか？（私はあります…）意志が弱いからではなく、メカニズムを考えれば普通のことだったんですね。ストレスが解消されないからリバウンドもしちゃうわけなんだ…。ご自身の脳疲労度の目安として以下の項目をチ
ェックしてみてください。１．夜中に目が覚めたり、用もないのに朝早く目が覚める。２．食事がおいしいと思わない。（習慣で食べたり、無理に食べる）３．便秘している。４．身体を使わないのにへとへとだ。５．気持が沈んで暗い。６．希望がもてない。７．考えがまとまらない。８．イライラする。９．不安に感じる。
１０．自分は価値がない人間だと思う。実際に脳疲労を解消するにはどうしたらいいのでしょうか。■２原理（１）禁止・禁止の原理自分が自分を禁止、強制することをできる限りしない。
エクササイズをしなければいけない、食事は腹八分目にしなければならない、お菓子を食べてはいけない…など自分が望んでいることなのに禁止や抑制していることを「禁止」します。 （２）快の原理自分にとって心地よいことをひとつでもよいから始める。いざやろうとすると何が心地いいことなのかわからない人もいるかもしれません。まずは食べることで心地よさを味わうことを薦められました。１日１快食して心行くまで食事を楽しみます。食事を楽しむことができるとスポーツしたり、読書したり、他にもやりたいことがどんどん増えてきます。 ３原則 （２原理をわかりやすくしています）（１）たとえ健康に良いことや良い食べ物でもいやであれば決してしない（食べない）健康にいいから〜をしなさい、〜を食べなさいと言われていたものの中には本当は自分が気に入らないものがあるかも。我慢しながら続けているのは余計なストレスをため込んでしまいます。自分の気持に素直になりましょう。（２）たとえ健康に悪いことや悪い食べ物でも好きでたまらないか、やめられないならそのまま続ける（禁止しない）
タバコやお酒など、身体に悪いけれど大好きであるなら、我慢せずに続けてください。好きなことを禁止してしまうのもストレスの基になります。次第に量が少なくなり、止めてしまう方もいるそうです。 自分にとって嫌いなことをしない。 （禁止・禁止の原則） 自分にとって快いことをする。 （快の原則） ◆３原則たとえ健康によいことでも、嫌いなことは、決してしない。
たとえ健康に悪いこと（食べ物）でも、好きでたまらない場合は、とりあえず禁止しない。 快いことで、健康によいことをする。 
